竹の新しい活用と庭展示
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
5月13日は「竹酔日(ちくすいじつ)」。
『広辞苑』によると陰暦5月13日の称。中国の俗説で、この日に竹を植えればよく繁茂するという、とあります。
春の味覚の王者といわれるのは「モウソウチク(孟宗竹)」
建築資材によくつかわれるのは「マダケ(苦竹・真竹)」
無毛できれいな皮なので、食品包装にも使われました。
茶道具に利用されるのは「ハチク(淡竹)」
竹細工や農業資材に利用されるのは、柔らかくねばり強い「メダケ(女竹)」です。
繁殖力旺盛で竹害が問題視される一方、舗装材、フローリング建材、バイオマス燃料、抗菌剤と新しい活用が進んでいます(林野庁HP「竹のはなし」参照)。
手入れの行き届いた庭は観光資源にも!
竹は持続可能な資源ですね。
写真はケベック(カナダ)で開催された「Quebec en flerurs 2002」に中国が出展した「結」という作品。
モザイカルチャー世界国際委員会に招聘された際に案内していただきました。
この時「日本人は竹を食べると聞いたけど本当?」と聞かれて「あの堅い竹でなくてBaby bamboo」と答えたのですが…
わかってもらえたでしょうか(笑)。

竹庭「結」の展示 by China

立体感のある大きな竹細工

説明版も竹!