最多出場!?イチジクの不思議
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
8月19日の誕生樹はイチジク。
アラビア半島南部原産のこの樹は聖書にもたびたび登場する「平和と豊饒」の象徴ですね。
『聖書の植物』によると「間違いなく聖書の中でいちばん重要な植物の一つで、少なくとも57回とりあげられ、最初に名前の出てくる植物です」とあります。
日本には江戸時代初期に長崎に伝えられました。
「無花果」とも書くイチジク。
花が無いわけでなく、実の中に花が隠れています。
食用となっている部分は果実でなく「花托(かたく)」という部分。
「花托(かたく)」とは花の基部で、花弁、雄しべ、雌しべなどを支える部分のことです。
植物って不思議だなぁ、と図鑑をひろげる朝でございます。
*『大人の園芸庭木・花木・果樹』ISBN4-09-305231-X
『誕生樹』ISBN978-4-89694-901-8 C0045参照
写真は『聖書の植物』(ISBN4-89694-606-5) より

イチジク『聖書の植物』より