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社長のつぶやき

アグリクラフト:余剰農産物からの祈り

おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
米の字を分解すると「八十八」となることから8月18日は「米の日」。
「年(とし・ねん)」は「稔(ねん」」であり、稲穂が実り熟すことを祈りつつ念ずることから、いねが実って一巡する期間を「年」といいました。
また七十二節気には「禾乃登る(こくものみのる)田んぼに稲が実り、穂をたらすころ」、や「水始めて涸る(みずはじめてかれる)田んぼから水の抜き、稲刈りにかかるころ」など稲作作業と関わりのある言葉があります(『日本の七十二候を楽しむ』ISBN978-4-8094-1011-6 C0076より)。
米離れが進み米の消費量の低下が進む1999年。
お米の良さを若い世代に伝えようというJA全中の取り組みにオブジェつくりで参加しました。
「アグリクラフト」と名付けたこの活動は「廃棄される余剰農産物」が素材です。
減反政策下にあった青刈り米(穂はついているが実っていない稲穂)も素材のひとつでした。
日本の伝承文化をこれらの余剰農産物で表現した作品は「お米ギャラリー銀座」に展示され、ワークショップも賑わいました。
自給率100%の大事なニッポンのお米。
今はお米がオブジェの材料にならないことをひそかに願っています。

「はざかけ」のアグリクラフト

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