十字軍とムクゲと技術の伝播
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
11月28日の誕生花はムクゲ。
花言葉は「信念」です。
ムクゲはエルサレムに何度も遠征した十字軍が西アジアから持ち帰ったタチアオイの仲間です（『植物画で彩る美しい花言葉』ISBN978-4-8163-7140-0より）。
十字軍とは、11世紀末から13世紀にかけて西ヨーロッパのキリスト教徒が聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還するために東方にむかった一連の軍事遠征のこと。
この軍事遠征がイスラム文化の流入、中国の紙の製法、火薬の技術、羅針盤などの先進技術がヨーロッパに伝わりました。
当時のイスラム文化は「先端文化を積極的に取り入れた、さまざまな地域の「融合文化」」だったのですね（『3か月でマスターする世界史』ISBN978-4-14-911097-4より）。
この花を手に、彼らは戦地で何を想ったのでしょう。
ムクゲ
ムクゲの花
