ジョージ・ハリスンとトピアリー庭園
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
2月25日はジョージ・ハリスンの誕生日
1960年代にザ・ビートルズのメンバーとして活躍したあの方です。
ミュージシャンとして成功した彼が1970年代に購入したのがFriar Park。
広大な敷地に建つ大邸宅。
1889年に建てられた後、「裕福で風変わりな弁護士、フランク クリスプ卿」がトピアリー庭園をつくり、第二次世界大戦後は修道院学校となるものの維持管理は万全ではありませんでした。

▲フランク・クリスプ卿が印刷した
エドワード朝時代のトピアリーガーデン
(ポストカード)
Credit: Harrison Family

▲1970年代初頭
ジョージ・ハリスン購入時
Credit: Barry Feinstein
これをジョージ・ハリスンは熟練のトピアリストと共にコツコツと整備していったのです。
その様子をジョージ・ハリスンのご子息が母親の著書『ジョージ・ハリスン:物質世界に生きる』の中で語っています。
「僕の父さんに関する一番古い記憶は、たぶん父さんが土だらけの庭のどこかにいて……ただひたすら木を植えている姿なんだ。~略~父が音楽と関係があるなんて、まったく意識していなかった」と。
Friar Parkはジョージ・ハリスンにより素晴らしいトピアリー庭園となりました!

▲160 を超えるトピアリー
Credit: Sue Flood
トピアリーの数は166本にも及ぶとか。
2001年にジョージ・ハリスンが亡くなった後も奥様の手によって維持管理されています。
視察が叶う日が来る!
信じる私です。
*『Country Life』Webサイト参照