グーグルマップのレビューで観光名所になったトピアリー
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
ノース・ロンドン在住のトピアリストTim Bushe氏のお話その2.
ネコとリスの生垣トピアリーが大評判になったことは昨日のトピアリーブログのとおり。
これを見たガーデナーが地元の住宅協会が管理する生垣の手入れをTim Bushe氏に依頼します。
そして作ったのがゾウのトピアリー。
これは地元のランドマークとなり、グーグルマップのレビューで観光名所となりました。

「数時間で大まかなカットを決めることができるが、年に数回剪定し3年くらいで形が整う」とTim Bushe氏は語ります。
彼は生垣をアートに、という依頼を有料で受けています。
この資金を初めて寄付したのはイギリスとウェールズの学習障害者を支援するイギリスの慈善団体Hft。
彼の妹がダウン症でHftの支援を受けていたことがきっかけでした。
その後も環境保護団体への資金集めに焦点を絞り活動しています。
「生垣をネコかなにかにしてくれない?」という奥様の一言で始まったTim Bushe氏のトピアリー制作。
残念ながら彼女は2017年に亡くなりました。
彼がトピアリストになるきっかけを作った奥様を称えながら、Tim Bushe氏は今も新しい生垣トピアリーを作り続けています。
*写真はワシントンポストより。記事は「Inspired Life(2024July)」参照

