「麻酔の日」と薬用植物
おはようございます。
トピアリスト・topiarist宮崎です。
10月13日の誕生樹はダチュラ、学名はDatura spp。
緑低木で朝顔のような花が下向きにつき、夕方から咲きます。
別名チョウセンアサガオ。
こちらの方がわかりやすいかもしれませんね。
チョウセンアサガオは江戸時代前期の1681年~88頃に導入され、鎮痛薬、鎮座薬に利用する薬用植物として栽培されてきました。
江戸時代の外科医・華岡青州は、チョウセンアサガオの葉、花、果実やヤマトリカブトなどの塊根などを元につくった全身麻酔薬「通仙散」を用いて1804(文化元)年10月13日に乳がんの摘出手術を成功させました。
このことから、今日は「麻酔の日」でもあります。
チョウセンアサガオは全草に有毒成分を含むのでご用心。
根をごぼう
蕾をオクラ
葉をモロヘイヤやアシタバ
種子をゴマ
と間違えることがあり、その症例も報告されています(『園芸有毒植物図鑑』ISBN978-4-473-03959-0より)。
かつて多くの植物は薬用として栽培されてきました。
しかしながら薬と毒は背中合わせ。
誤って口にいれないよう、気をつけて過ごしましょうね。
チョウセンアサガオの花
『誕生樹』ISBN978-4-89694-901-8-C0045より

