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社長のつぶやき

ナラ枯れによる樹木の危機

おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
10月7日の誕生樹はコナラ。
どんぐりはこの木の実です。
コナラはクヌギと共に薪炭林(しんたんりん)として重要な樹種でした。
薪炭林(しんたんりん)とは薪(まき)や炭(すみ)の原料となる木材を生産するために経営される森林。
ところが1960年代以降の石油の普及により需要が激減し、多くの薪炭林が放置されてしまいました。
現在の生物多様性の喪失や「ナラ枯れ」などの問題の一因とされています。
「ナラ枯れ」はカシナガ(カシノナガキクイムシ)という虫が媒介するナラ菌(ブナ菌)が樹木の中に入り込み起こります。
樹木の中でナラ菌が繁殖すると蔓延を防ぐために樹々は水の吸い上げ機能を止めます。
水を吸い上げなくなった樹木は枯死し、倒木の危険も。
カシナガが越冬できる気候になり、その被害は44都道府県に及びます(林野庁HP参照)。
人と自然。
共に生きるって難しい…。

コナラ
どんぐりの木です

都心のコナラ

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