盂蘭盆会・静かなる先祖への祈り
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
お盆ですね。
正式な名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。
語源は古代インドで使われていたサンスクリット語の「ウランバーナ」。
漢訳すると倒懸(さかさがけ)のこと。
「はなはだしい苦」といういかにも苦しそうな意味。
それを救うのが盂蘭盆会の供養です。
これはインド農耕社会の祖先を敬う思想からきたもので、供養してくれるものがいない霊は倒懸(さかさがけ)にあうといい、そのような霊に食べ物をそなえて救おうというものです(『ふるさと祭事記』ISBN4-8294-0148-6より)。
地域や宗派により違いはありますが、静かにご先祖様に手を合わせたいですね。
写真はちりめんで作ったお盆飾りです(「お仏壇のはせがわ」HPより)。

ちりめんで作ったお盆飾り