ギリシャ神話とフクジュソウ（福寿草）
おはようございます。トピアリスト宮崎です。
1月12日の誕生花はフクジュソウ（福寿草）、花言葉は「回想」です。
旧暦のお正月（2024年は2月10日）の頃に金色の輝く花が咲くことから、ガンジツソウ（元日草）とも呼ばれ、またアイヌ語ではクナウノンノという名前（『日本の七十二候を楽しむ』白井明大著より）。
私はその清楚な姿からず～っと日本の花と思っていました。
ところがギリシャ神話にも登場するのです。
美しいキプロスの王子アドニスが野猪に殺され、それを悲しんだ愛と美の女神アフロディテが流した涙と王子の血が混ざって萌え出た1輪の花がフクジュソウ（福寿草）。
学名Adonis amurensisにその名が残っています（『ギリシャの英雄たち』曽野綾子 田名部昭 著より）。
花のおはなしって面白い!!
＊写真は『植物画で彩る美しい花言葉』二宮孝嗣著より
▲フクジュソウ（福寿草）
『植物画で彩る美しい花言葉』二宮孝嗣著より
