「えひめ町並み博2004」アーティストとして参加

愛媛県

新福(にふく)新しい慶びの福がくる
新福(にふく)新しい慶びの福がくる

2004年4月29日

高速道路の延伸により、愛媛県南予地域が一体となって観光ブランドを確立しようと企画されたのが「えひめ町並み博2004」です。大洲、内子、宇和(現在の西予市)を拠点として186日間開催されたこのイベントは第1回日本イベント大賞を受賞しました。生活の場としての「町並み」を舞台に住民主体の観光町づくり活動をイベント手法により広域展開した画期的な町づくり型観光博覧会です。


禄福(ろくふく)天から与えられる幸せを享受する福がくる
禄福(ろくふく)天から与えられる幸せを享受する福がくる

宇和は四国有数の米どころで、これをアピールすることに決まり、アグリクラフトを採用していただきました。


落款帳の表紙
落款帳の表紙

当初プロデューサーが設定した宇和のテーマは「探す」。そこで南予の米に姿をかりた七つの福が舞い降りる、というコンセプトで落款帳を手に稲のオブジェを「探して」歩くといつの間にか宇和の観光スポットを回っている、という仕掛けを作りました。名付けて「アグリ七福めぐり」


みんな楽しそう
みんな楽しそう

イベント開催準備は約1年半、地元のご理解をいただくために何度もワークショップを開催しました。会場は雑巾がけ競争で有名な「宇和町米博物館」。


宇和七福雛と銘打って
宇和七福雛と銘打って

イベント開幕直前の2004年3月には、プレ展示と称してお雛様を祝う「宇和七福雛」をワークショップに集った有志の方々と一緒に先哲会館で展示しました。


宇和細工
宇和細工

ワークショップでは宇和ブランドも生まれました。金色に輝く麦の茎を使った「宇和細工」はワークショップ参加者のアイデアです。箱型のものもあれば、立体的に編んだ虫籠なども作る事ができました。


88個作った稲かご
88個作った稲かご

看板替わりの「稲かご」が掛けてある商店に七つの印を押した落款帳を持っていくと、各店舗なりの「お福分け」もいただけます。この「稲かご」はお米にちなみ88個をみんなで作りました。


集会の名前は「くらはつ」
集会の名前は「くらはつ」

ワークショップの後は、おしゃれなギャラリーとカフェを営む池田屋さんの酒蔵を改造したスペースで住民が自慢の郷土料理を持ち寄って懇親会は始まります。


至福(しふく)最高の福に恵まれる
至福(しふく)最高の福に恵まれる

会期中様々なイベントが市民の手により展開しました。歴史ある松屋旅館さんでは明治の婚礼を再現する、ということで至福という作品を掛けていただきました。


七福(しちふく)ななつの願いが叶うアグリ七福
七福(しちふく)ななつの願いが叶うアグリ七福

文化財「開明学校」の申義堂にも展示していただきました。


吉村和敏氏撮影
吉村和敏氏撮影

会期中、アグリクラフトの展示会も開催していただきました。テーマは「香福」展示会初日には照明デザイナー内原智史氏監修によるライトアップも始まりました。この様子を十数年来の友人、写真家の吉村和敏氏に撮影していただいたのも有り難い経験でした。