そもそもトピアリーとは?


トピアリーとは、庭園の生垣技術として古代ギリシャで生まれ、古代ローマで育った文化です。その後、ローマ帝国が衰退し、1400年代にメディティ家がフィレンツェを支配するとルネッサンス文化が花開き、イタリアにおいて多数のトピアリー庭園を有した名園が建設され、これがヨーロッパ全土に広がりました。しかしながら18世紀前半にはイギリスの風景式庭園が台頭し、トピアリー庭園は衰退します。度重なる世界大戦を経た20世紀後半に、戦火を逃れたアメリカにおいて緑の動物園と称する動物などの形をした単体のトピアリーが登場します。これを広く一般の方々に知らしめたのは、ウォルトディズニーではないでしょうか。1960年代のディズニーランドに、キャラクターの形をした植木のトピアリーが登場したのです。  一方、日本では生垣の刈込み技術の他に鶴や亀などの縁起物のオブジェが江戸時代後期に流行し、菊細工の流行とともに、興行として菊人形も作られました。現在は西洋庭園のほかに、テーマパークのキャラクターやイベント会場のアイキャッチ、フォトスポットにみられ、作り方も進化しています。(文責 宮崎雅代)

©Levens Hall
©Levens Hall
日比谷公園のトピアリー
日比谷公園のトピアリー

トピアリーの種類


生垣を技術を用いて樹木を総計的に刈りこんだもの

金属などで作った型を用いて樹木やつる性植物を仕立てたもの


金属などで作った型に、水苔など土に変わるものを詰めて、そこにつる性植物を植えたもの

金属などで作った型に土壌基盤を設置し、花苗を植えたもの


トピアリーあふれる社会の実現に向けて


トピアリーを見つけた方々は、微笑み、駆け寄り、記念写真を撮っていかれます。そのような「笑みあふれる場」をトピアリーで作りたい、と願っています。 パースは当社が考えたトピアリーカフェ。水が流れ、音楽を奏で、光を放つトピアリーが点在するトピアリーカフェです。 「笑みあふれる場」は「安心して働ける場」でもあってほしい。働き方改革が進む一方で心を病む人も増加する現在、命あるオブジェ「トピアリー」のある空間・場が固くなった人の心をゆっくりと溶かすことも願っています。

トピアリーカフェ
トピアリーカフェ