STORY2 モザイカルチャー

モザイカルチャーを求めて世界へ、のストーリー

特殊な土壌基盤にプラグ苗(植物)を用いて点描写のように緻密に表現した植物アート、モザイカルチャー。1枚の写真に惹かれてモザイカルチャーを求めて踏み込んだ一歩で、世界の方と交流するようになった宮崎のストーリーです。


たった1枚の写真に魅せられて

1999年昆明(中国)で国際園芸博覧会が開催され視察に出かけました。通訳は日本の警備会社秘書室勤務の胡さん。とても気が合い、初めての中国を楽しむことができました。この会場で目にとまったのが柱に貼られた1枚のパネルで、そこには「Montreal 2000 International Mosaicultures 」と書かれていました。見事な植物造形に魅せられ「来年はここに行こう!」と決めました。


FAX番号を探し当て、初モントリオールへ 〜2000年6月

インターネット普及がまだ5割程度だった頃、Montreal 2000 International Mosaicultures(MIM)事務局のFAX番号を探し当てて面会を申し込むと返事が届きました。そこにはモザイカルチャー世界博の開会式へのご招待と面会日、広報担当の方の電話番号が記されていました。いざモントリオールへ! 素敵なセレモニーも印象的でしたが、初めて目にした巨大な植物造形、モザイカルチャーの数々に圧倒され「これを日本のみんなに伝えなきゃ!」と勝手に使命に燃えて帰国し、すぐさまJTB団体旅行担当に電話をいれ視察旅行を企画しました。


視察リーダーとして再びモントリオールへ 〜2000年9月

「MIM・アメリカ東海岸トピアリー視察」のツアーリーダーとして、再びモントリオールの地を踏んだのは開会式から3か月後のことでした。旅行企画会社JTBからの同行者はなく、分厚い資料を手渡され「注意事項」のレクチャーを受けた宮崎はまるで添乗員!?「これも経験」と開き直り、1週間の旅は始まりました。このツアーの参加者は日本トピアリー協会の法人会員、トピアリーデザイナーのほかに、農業大学生、造園会社の方、そして浜松市役所からも2名の参加がありました。


国際モザイカルチャー委員の来日アテンド〜2000年12月

視察を終えてほっとしたのもつかの間、モントリオールからまたFAXが流れてきました。3年後に2回目のモザイカルチャーイベントを開催する予定で、その出展依頼のためにInternational Mosaicultures委員会のメンバーがアジアを視察するのでアテンドしてほしい、というものでした。当時、日本橋の東急百貨店跡地(現在のCOREDO日本橋)にミレニアム記念として制作した高さ16.55m、幅19mのトピアリー「日本橋HOBA」の制作現場を第一園芸様にご案内いただいたり、花のイベント開催に前向きだった浜松市長を表敬訪問したり、ついでに宮崎制作の「稲穂のツリー」(お米ギャラリー銀座)を見てもらったり(笑)、と目まぐるしい1週間でした。


国際委員会出席で貴重な体験 〜2002年4月

2002年の年が明けた頃、突然Mosaiculture International Committeeから国際実行委員会の会議に招聘されました。2000年12月にVice President以下モントリオールのメンバーが来日した際にアテンドして以来の連絡です。何が始まるのかわかりませんが、そこは「受け入れる」宮崎。モントリオール市はフランス語が公用語なので、フランス語の通訳を手配していざ出発!フランス、ベルギー、スイス、ボストン市、上海市から実行委員が集まりました。ボストン市の方がいらっしゃるおかげで英語でも話してくれて当方は通訳の方と話の内容をWチェック。モントリオール市庁舎も表敬訪問しました。夜には「シュガリングParty」に連れ出してくれました。メープルの樹液を収穫する3月ころにシュガーシャック(砂糖小屋)sugar shack”でご馳走をいただく、というこの時期にしか体験できないもの。黄金色になるまで煮詰めたメープルを雪の上にぽーんと流し、アイスキャンディみたいにいただきました。会議が終わるとカナダの国営鉄道VIAファーストクラスで世界遺産の街ケベックシティへ。翌日から開催される「Quebec en fleurs 2002」の前夜祭にVIP招待されました。開会式では「日本から初めてこのイベントに来た方がいます!!」とアナウンスしていただき、照れてしまいました。こんな貴重な体験ができるのも「トピアリー(植物造形)の追っかけ」だからこそ!


四度目のモントリオール視察 〜2003年9月

「Montreal 2003 International Mosaicultures 」ももちろんチェック。「Myths and Legends(神話と伝説)」をテーマにヨーロッパ、アフリカ、アジアそして日本からも作品が出展されました。


上海に浜松市ご一行と視察 〜2006年9月

浜松市から開会式に来ないか、とお誘いをいただいた上海での展示会。2000年の頃からモザイカルチャーの手法は中国のハルピン式花壇が原点ではないか、と推察する宮崎にとって上海のモザイカルチャー展示はとても興味深いものでした。2002年の国際委員会でご一緒だったボストン、フランスの代表とも再会できてゴキゲンの視察旅行と相成りました。


新宿駅の展示を監修 〜2008年7月

浜松市のご依頼を受け、翌年開催予定のモザイカルチャー博覧会をPRするために新宿駅構内にモザイカルチャーを展示しました。


市民講座を浜松で 〜2008年8月

また、浜松市民に「モザイカルチャー」をご理解いただくために「市民講座」を開講。本来大型展示のモザイカルチャーを小型化し、ワークショップを行うという課題もクリアしました。


浜松モザイカルチャー世界博2009 〜2009年9月

「人と自然のシンフォニー」をテーマに開幕したHamamatsu International Mosaiculture 2009(浜松モザイカルチャー世界博2009)。国際モザイカルチャー委員会の理事長Lise Cormierとの再会も果たしました。市民講座に参加してくれた静岡県ガールスカウトの方々とも再会!!


モントリオールに戻ったモザイカルチャー 〜2013年9月

世界中の要請を受けてモザイカルチャーがモントリオールに里帰りしました。テーマは「Land of Hope」。広報のスザンヌさんは、「今回の展示は自然の危機を啓発するもの」と力強く話してくれました。モザイカルチャーのクオリティもさすが!! 元祖モザイカルチャーでございました。