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わらの乾かし方も地域によって様々

おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。

 

2月28日の誕生花はわら(藁)、花言葉は「一致協力」。

かつて稲わらは米俵、蓑(みの)、わらじ(草鞋)、と生活道具として活かされてきました。

収穫後に乾燥させて使うのですが、その乾かし方も地域によって様々。

 

宇和盆地の広がる愛媛県西予市では中心に立てた丸太棒に稲の束をひっかけてつくるお家のような形です。

「わらぐろ」と呼ばれるこの形は稲の束を奥さんが下から投げ、夫が丸太棒に挿してつくるのだとか。

息があっていないとうまく作れないのでわらぐろ名人は「この時期夫婦喧嘩はできない」と笑って教えてくれました。

性能のいい農機具のおかげで藁の入手も難しくなってきましたが、大事にしたいな、ニッポンの稲文化。

 

写真は今年1月の宇和盆地。

「えひめ町並み博2004」で出会った学芸員、友三郎さんからいただいちゃいました。

写真:愛媛県西予市の「わらぐろ」とわらで作ったマンモス
愛媛県西予市の「わらぐろ」とわらで作ったマンモス

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