アセビ(馬酔木)と万葉集

おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎です。

 

2月24日の誕生樹はアセビ(馬酔木)

枝葉にアセボチンという有毒物質が含まれていて、馬が食べると脚がなえて酔ったようになることから「馬酔木」と名付けられました(『誕生樹』椋周二著より)。

葉っぱを煎じてその溶液を散布すると菜園の殺虫剤にもなります。

とはいえ、その花はスズランみたいで可愛いですよね♪

原産国は日本および中国となっていますが、学名はPieris japonica。

奈良時代末期に編纂され、日本に現存する最古の和歌集『万葉集』には大伯皇女(おおくのひめみこ・天武天皇の娘)が亡き弟を偲んで詠んだ歌もあり、何世紀にも渡って命をつなぐこの樹が愛おしく感じられます。

以下はその歌「磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに」

写真:アセビ(馬酔木)白花
アセビ(馬酔木)白花
写真:アセビ(馬酔木) ピンクの花
アセビ(馬酔木) ピンクの花

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